さてさて、韓国、台湾、タイと紹介してきた「アジアンポップ」シリーズ。
▼こちらですね。
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「アジアの音楽」と聞くと、洋楽に比べてクセがありそうな気がしてしまいますが、実際ちゃんと聴いてみると意外とそんなことはないことが分かります。
今回はバリ島やジャカルタでおなじみの、インドネシアの音楽をご紹介します!
インドネシアのポップミュージック
冒頭で「アジアの音楽はそんなにクセがない」と書きましたが、インドネシアの音楽は正直に言うと、若干クセがありますw
正確に言えば、クセがある曲もちょいちょいある、という感じで、それが逆に良いと感じたので今回いくつかピックアップしています。
どうクセがあるかと言うと、時代を感じるというか、邦楽や洋楽の古き良き雰囲気を醸し出している感じです。
ぜひその辺りも堪能していただきたいと思います。
ちなみにですが、インドネシアの公用語は「インドネシア語」。
アルファベット表記ですが、単語が全く分かりません。。
Mocca
まず最初にご紹介するのは”Mocca”という女性シンガーです。
もう、超ポップ。
洋楽のオールドスクールな感じで、懐かしさを感じる曲調が多いんですけど、すごくキュートな歌声。
でも、往年のスタンダードな雰囲気なので、古臭さは感じないサウンドになっています。
彼女の他の曲では”Happy!”や、”Me & My Boy Friend”などもオススメですよ。
▼”My Only One” 色褪せない、オールドスクールなポップソング。声がかわいい。
White Shoes & The Couples Company
はい、続いてクセのあるポップバンドをご紹介します。
どこまで本気なのか、あえて狙っているのか分かりませんが、70〜80年代を意識したサウンドや服装です。
その時代の日本やアメリカ、イギリスの雰囲気が溢れまくってます。
2011年の作品、”Album Vakansi”というアルバムに収録されている曲を今回ピックアップ。
2010年代の作品とは思えない曲調で、逆に面白い。。
▼”Selangkah Keseberang (feat. Fariz RM)” 70年代にタイムスリップした気分になります。
Payung Teduh
こちらは”Payung Teduh”というバンド。
ノスタルジーを感じるポップサウンドが特徴的。
今回紹介する”Akad”という曲は切なさを感じるメローな曲調です。
歌がメインのスタンダードなポップで、こういった曲はいつの時代も飽きずに聞ける曲ですね。
▼”Akad” ストリングスやコーラスなど、サウンドメイキングが素敵です。
SORE
続いて”SORE”というバンド。
ガッチリとふくよかな、おじさまバンド。
すごい失礼な話、ビジュアル的には日本じゃというか、洋楽でも観たことないような感じですが、逆になんかかわいいです。
サウンドについてはめっちゃやさしい、ブルース的な歌ものポップ。
ギターソロが遊び心満載なのと、ストリングスが効いていて耳を奪われます。
この曲を聴いていると、すごくピースフルな気持ちになりますね。
▼”Sssst…” 丸いおじさんがかわいいw地味にパートチェンジしてる遊び心のある演出。。
Polka Wars
今度はインドネシアのオルタナ系ロックバンド”Polka Wars”。
“Coldplay”にアメリカのゴリゴリなサウンドを足して割ったような感じ。
分かりにくっ!
要は”Coldplay”のような叙情的な雰囲気と、アメリカのオルタナバンドのビートが強い感じを混ぜたサウンドみたい、ということです。
うん、これも分かりにくい気がする。
とりあえず、聴いてみてください。
めっちゃ最近ぽい、カッコいいサウンドです。
▼”Mokelé” とにかく映像もカッコいい。良いバンドですよ。
Scaller
続いてもオルタナ系ロックバンド、”Scaller”です。
オルタナと一言で言っても広義になってしまうので、もどかしいところではあるのですが、先ほどの”Polka Wars”とはまた一味違うサウンド。
ググると「プログレッシブロック」と説明されていますが、プログレ要素はそんなに感じない気が。。
“At the Drive In”のようなエクスペリメンタル的な要素は感じます。
「実力派」と表現できる、サウンドや演奏が素晴らしいバンドです。
ギターとシンセのデュオで、シンセの女性がメインボーカルですが、曲によってはギタリストも歌っています。
調べたところ、ドラマーはサポートのようです。
今回紹介している動画では曲によってツインドラムで演奏されています。
スタジオライブのような雰囲気で本当にカッコいいので、ロック好きは必聴、必見です。
▼”Sounds From The Corner”という、動画をメインにした音楽メディアから。演奏が素晴らしい。
Barasuara
今度は6人編成の大所帯バンド、”Barasuara”。
ギター・ボーカル、ギター、ベース、ドラムにボーカルがさらに二人という、独特な編成。
ここまで紹介したバンドは普通に洋楽的な要素が多いサウンドでしたが、こちらのバンドはインドネシア的な要素が高いサウンド。
「インドネシア的」という表現が正しいのかは分かりませんが、かなり個性的なビートとサウンドです。
おそらく、東南アジアのトライバルな雰囲気の音楽を探しているならピッタリではないかと思います。
▼”Bahas Bahasa” 「ウーッ!!サッ!!」がクセになる。最後のメロウな感じが気持ちいい。
Stars and Rabbit
“Elda Suryani”という女性シンガーと”Adi Widodo”というギタリストのデュオ。
こちら、クセが超強いです。
ただし、Eldaのポテンシャルがヤバい。完全に炸裂してます。
一言で言うなら、「インドネシアの”Bjork”」。
正直に言えばサウンドメイキングがもう一歩かなと感じます。
“The House”という曲ではさらに”Bjork”寄りなサウンドとMVが見られますが、今回はトライバルな雰囲気を感じる”Man Upon The Hill”をピックアップしています。
▼”Man Upon The Hill” エルダ、なぜ三つ目の設定にした。。こわいよ。
Elephant Kind
今回最後にご紹介するのは、珍しくエレクトロサウンドのグループ、”Elephant Kind”。
基本、バンドサウンドが好きですが、エレクトロも好きですよ。
全編英詞の”Montage”という曲をピックアップしましたが、普通に洋楽な感じです。
UKエレクトロって言われても、聴いただけじゃ分かりません。
静かな雰囲気のサウンドと、サビのリズムが心地よい曲です。
▼”Montage” MVの映像がエモい。リアルなインドネシアのお兄ちゃんて感じ。
まとめ
以上、今回はインドネシアのおすすめアーティストをご紹介しました。
これまでに紹介した他の国より、少しクセのあるサウンドが目立つ印象。
国が違えば、音楽もまた違うものですね。
お気に入りの曲が見つかったら幸いです。
ありがとうございました!
▼アジアンポップミュージック、他の国はこちら!
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