ONE PIECE 「サンジ奪還編」
さてさて、もう一ヶ月も経ってしまいましたがONE PIECEのコミックス最新巻84巻が発売されました。
最新コミックスでは第848話「さよなら」まで、この記事を書いている現時点のジャンプ最新話は第857話「ルーク」です。
いよいよサンジ奪還編も動きが出てきました。
サンジ奪還編「あらすじ」
一応、補足として「サンジ奪還編」てなんのこと?という方のために簡単にあらすじを書きます。
麦わらの一味であるサンジは旅の途中、四皇の一人「ビッグ・マム」に娘との政略結婚を迫られて一味を離脱しました。
▼四皇ビッグ・マム。本名はシャーロット・リンリン。
「四皇」とは、ONE PIECEの世界に君臨する超強い海賊団の4人の船長のこと。
その四皇の一人であるビッグ・マムが言うことは絶対的な権力を持ちます。
そのため、ビッグ・マムに「娘と結婚をしろ」と言われたサンジには、「結婚するか、サンジにとって父親同然であるゼフ(海上レストラン、バラティエのオーナー)が死ぬか」という究極の選択しか残されていません。
当然サンジ自身も納得はしていませんが、結婚すると言わざるを得ない状況に。
麦わらの一味の船長であるルフィはサンジの結婚には当然反対し、サンジがいるビッグ・マムの本拠地トットランドという国のホールケーキ・アイランドへ、サンジを奪還するために向かったのでした・・・。
男の中の男、サンジ
やー、それにしてもサンジはいい男です。
個人的には麦わらの一味の中で一番好きかもしれません。
サンジは色々な意味で一番男らしいんです。
自分なりの騎士道を持っているところが男らしいし、レディを大切にするところも男らしいし、本能のおもむくままレディに接するさまも男らしいと思います。
そんな素敵なサンジですが、一時はルフィと対峙するも、やはり結婚なんてせずに旅を続けたいと本音をルフィにぶつけました。
そして、サンジを奪還するために結婚式をブチ壊すという流れに。
果たしてルフィは四皇の一人「通称ビッグ・マム」こと、シャーロット・リンリンという大ボスをうまくくぐり抜けてサンジを一味に引き戻すことができるのか。
はたまたサンジの奪還は失敗してしまうのか。
ここからどう進んでいくのでしょう。。
コミックス派の方には申し訳ないのですが、ここからはネタバレを含むのでご了承ください。
というわけで、サンジ奪還編(サンジが麦わらの一味を離れる813話「お茶会の招待状」からジャンプ最新話の857話まで)の中で、ストーリー上、サンジ奪還のキーポイント的な伏線として考えられるものをまとめまてみます!
▼サンジ奪還編はこちらも参考にどうぞ。
【ONE PIECE】ビッグ・マムの家族、能力を画像付きで総解説! | Dai Yamazaki.com
【ONE PIECE解読】シャーロット・ローラの結婚相手について | Dai Yamazaki.com
サンジ奪還編「伏線まとめ」
1.ヴィンスモーク家
サンジ奪還編で明らかになったサンジの家系、ヴィンスモーク家。
彼らは国土を持たず何十隻の船で移動する「ジェルマ王国」として、武力をもって北の海(ノースブルー)を制圧してきました。
そのジェルマの王がサンジの父親「ヴィンスモーク・ジャッジ」。
▼覆面レスラーではありません。イカツイおっさんです。
今回の政略結婚は彼らにとって、今後勢力を拡大するために「ビッグ・マム」という巨大な後ろ盾を得られるという喜ばしい状況。
しかし、実はビッグ・マムの思惑としてはジェルマの軍事的な科学力を得ることだけが目的であり、真相は政略結婚を装いジェルマを滅ぼした上で軍事力のみ得ようとしていることが明らかに。
ただしヴィンスモーク家はこのことを知りません。
サンジと姉のレイジュ、麦わらの一味たちだけが知っています。
もしヴィンスモーク家がこのことを知れば当然、黙ってはいないでしょう。
と、いうことは逆にこれを知らせれば・・・大乱闘間違いなしです。
2.カポネ・”ギャング”・ベッジ
現在ビッグ・マムの傘下に加わっている、カポネ・”ギャング”・ベッジ率いるファイアタンク海賊団。
▼ベッジはこちら。なかなかうまく描けました。
これは最新話で明らかになったことですが、彼らが今回の結婚式をチャンスとしてビッグ・マムを倒そうとしていることが判明しました。
これ、ぼく予想してたんですけど、記事にアップしてないからあんまり説得力ないですね。
少し遡りますが、834話「おれの夢」ではベッジがペコムズを撃って海に落としました。
この時、ふと違和感を感じたんですよね。
ただペコムズを消すのに、なぜ海賊団が総出でペコムズを囲んでいるのか。
これは明らかにベッジの個人的な思惑ではなく、海賊団として意思を共有した上での行動。
さらにペコムズが放った「てめェ、ママをナメすぎなんだよ!」という一言。
これは確定だと思いました。
完全にビッグ・マムへ反旗を翻している証拠。
ベッジは、ルフィ、ロー、キッドなどと並ぶ「最悪の世代」の一人。
ローがカイドウ、キッドがシャンクスを倒すことを考えたように、ベッジも四皇の一人であるビッグ・マムを倒す算段をつけていたようです。
どうやら方法は違えど、最悪の世代はやはり頭のネジがずれている輩が多いよう。
当然このこともキーポイントになることは間違いありません。
そして最新話では、ルフィとベッジが手を組むという流れになっています。
なかなか目の離せない状況ですねー。
3.シーザー・クラウン
闇の科学者シーザー・クラウン。
▼シーザー。悪い顔してます。
彼は現在、ビッグ・マムのもとで人類の巨人化の研究をさせられています。
期限は2週間。
しかし、そんな研究が不可能であることはシーザー自身が一番感じていますが、ハッタリで「できる」と言ってしまった手前、引くに引けない状況にあります。
この状況を考えればそんな彼もビッグ・マムのもとから逃げ出したい人間の一人だと言えます。
ホールケーキアイランドに何か混乱が起これば嬉しく思うはずです。
4.図書館の珍獣たち
847話「ルフィとビッグ・マム」ではサンジの兄弟とジャッジが、ビッグ・マムの珍獣コレクションを披露されました。
珍獣は、シャーロット家19男であるモンドールの能力により本の中に封印されています。
大監獄インペルダウンにいたマンティコラや、グリフォン、手足長人間などが封印されているそうです。
少し話がそれますが、ドレスローザではホビホビの能力者シュガーが人間や動物をオモチャに変えていました。
しかしシュガーが意識を失うことでオモチャたちはもとの人間や動物に戻ることができました。
それと同じように考えると、もしモンドールが誰かに倒されて意識を失うようなことがあれば、その珍獣たちも封印から解き放たれるかもしれません。
それが戦力になるかはまた別として、ビッグ・マムの逆鱗に触れ、ホールケーキアイランドに混乱を招くことができそうな気がします。
5.玉手箱
そして、今回のお茶会という名の結婚式でポイントになるのが玉手箱。
これは魚人島で代々受け継がれてきた秘宝と言われています。
玉手箱は以前、魚人島でルフィがビッグ・マムへ渡した宝の中に紛れ込んでいて、現在はビッグ・マムが所有しています。
宝箱が大好きなビッグ・マムはこの玉手箱の中に何が入っているのか、まだ知りません。
それを今回のお茶会で開けるというイベントを計画しています。
しかし、実は中には宝は入っておらず、開けると大爆発する仕掛けになっています。
おそらくこれが今回の結婚式ブチ壊しの合図になるのではないでしょうか。
まとめ
というわけで、サンジ奪還編のキーポイントになりそうなことをまとめました。
おそらく、四皇と呼ばれるビッグ・マムの本拠地を切り抜けるには大混乱が必要なはず。
- ビッグ・マム
- 麦わらの一味(一部)&ペドロ&ジンベエ
- ヴィンスモーク家
- ファイアタンク海賊団
- シーザー・クラウン
彼らがそれぞれの思惑を持ってどのようにお茶会に臨むのか、かなりの見どころです。
毎週月曜日が楽しみでしょうがありません。
ありがとうございました!
▼サンジ奪還編はこちらも参考にどうぞ。
【ONE PIECE】ビッグ・マムの家族、能力を画像付きで総解説! | Dai Yamazaki.com
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