さてさて、前回の記事では今年のフジロックで観たいアーティストをご紹介しました。
▼こちらですね。
FUJI ROCK FESTIVAL ’17 観たいアーティストリスト | Dai Yamazaki.com
その中から特にオススメのアーティストをご紹介します。
Tempalay
小原 綾斗さん(Vo/Gt)、竹内 祐也さん(Ba)、藤本 夏樹さん(Dr)という編成の、サイケポップ3ピースバンド。
結成からまだ約3年という、これからが楽しみなバンドです。
2016年1月に1st Album”from JAPAN”、2017年2月にはEP”5曲”をリリースしています。
▼オススメの作品はこちら。
from JAPAN
先ほど挙げた1st Album”from JAPAN”です。
これがまたとてもいい作品。
Tempalayの公式サイトに、彼らのサウンドをとても的確に表現した文があったので抜粋させてもらいます。
西海岸やカナダの海外インディーシーンの影響を感じさせる独特の脱力したサウンドにどこか懐かしさを感じさせるメロディーと極彩のサイケデリック・ポップはシーンの中でも独自の存在感をはなつ。
もう、まさにこれです。
どサイケだけど、とても聴きやすいサウンド。
日本のサイケバンドで言えば”ゆらゆら帝国”が代表的ですが、正直最初のハードルが高い。
ぼくも最初は「なんか怖い、というか気持ち悪い」というような印象がして勧められてもあまり聴けなかったのですが、ある時その高いハードルを超えたところ、どハマりしました。
ただ、Tempalayはサイケの中でも聴きやすいサウンドだと思います。
ただサイケではあるので、クセが強い曲もあります。
あります。というか、だいたいクセが強い曲です。
納豆とか、ジョジョの奇妙な冒険とか、クセが強いものって最初のハードルが高いけど、ハマるとクセになりますよね。
例えがアレですが。
そんな感じでクセの強い曲からご紹介します。
▼オススメの曲はこちら。
Oh. My. God!!
この曲はMVから解説しますが、もうしょっぱなからセンスが炸裂しています。
いや、解説とか言いましたが、以前のmol-74やDADARAYの紹介で解説するようなことは特にありません。
とりあえず観て、感じて、何回でもツッコんでください。
「クセがつよいぃ!!」
そう、千鳥のノブさんのように。
サイケですし、右脳で感じてください。「目で聴け、耳で見ろ」です。
いや、でもこんなMVじゃ普通に目で観ちゃうか。
聴いてたら分かりますが、サウンドに関してもかなりクセが強いですね。
イマイチ突き抜けないメロディライン、独特な展開やギターフレーズ。
でもドラム・ベース(こっちも独特ではありますが)の土台がすごくしっかりしているので全体で聴くとすごくまとまりのあるサウンド。
あえてローファイに作られているサウンドもバンドの色にとてもマッチしています。
ぜひご一聴ください。
ちょっといきなり高いハードルを持ってきてしまったので別の曲も紹介します。
LOVE MY CAR
こちらは”Oh. My. God!!”に比べると、かなりサイケ感の薄い曲。
いや、普通に名曲です。
きれいなメロディ、美しいギターサウンドが素晴らしい。
先に挙げたゆらゆら帝国に関しても言えることなんですが、サイケバンドってぐにゃんぐにゃんのサウンドをブッこんでくる一方で、とても素敵なメロディラインの曲も多いんですよね。
夕方の海辺で聴いたらすごくいいムードになりそう。
ただし、こちらもMVのクセが強い。。
「80年代のカラオケかよ!」と言いたくなりますw
そこも込みでTempalayというバンドなんでしょうね。
これがインディーズバンドの面白さ、醍醐味だと思います。
こちらも是非聴いてみてください。
他にはフジロックの記事でも紹介した4.”Festival”や、きれいなメロディとサウンドが面白い3.”Have a nice days club”、5.”made in Japan”などがオススメです。
▼他の曲の試聴はこちらから。 ※音量注意
まとめ
今回は日本のサイケポップバンド、”Tempalay”をご紹介しました。
8月30日にはニューアルバムがリリースされるそうです。こちらも要チェックですね。
この新作のティーザーがまた面白いので貼っておきます。
ニヤニヤしちゃうので観てみてください。
“Good Music, for Good Life”。
音楽であなたの毎日が楽しくなりますように。
ありがとうございました!
▼今日の一枚。Tempalay、”from JAPAN”。
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