ごはん、ちゃんと食べてますか?
昨日の記事で少しふれた食品のことについて書きます。
このブログを読んでくださるみなさまも毎日忙しい日々を過ごしていらっしゃると思います。
みなさん、ちゃんとごはんを食べてますか?
言い換えましょう。
ちゃんとしたごはん、食べてますか?
あなたが食べている食品について、考えを馳せたことはありますか?
お店で売られているんだから、大丈夫に決まっているじゃん。
そう思われる方も多いと思いますが、残念ながらそんなことはないのです。
中国産は避けていますとか、そういったことは気をつけている方は多いと思いますが、国産なら大丈夫、大手企業の商品なら大丈夫、という発想は間違っていると知るべきだと思います。
今日のテーマは初級編ですが、かなり重いです。
読んで後悔する方もいるかもしれませんが、ぼくは大事なことだと思うし、知らないよりも知っておくべきだと思うので記事にすることにしました。
特に子供がいる方、またはこれから子供が欲しいと思っている方は知るべき情報だと思います。
では、始めましょう。
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食品の裏側
コンビニやファストフードの食品て、安くて便利ですよね。
普段よく利用される方も多いはず。
ぼくもコンビニで働いていた頃、毎日食べていました。
ただし、こういうことを知ってからは減らす努力を始めました。
最終的に食べていたのは、ゆで玉子とナッツ。
やっぱり気にしてしまうと「まだマシなもの」を食べたくなってしまうものです。
まず今日は初級編として食品添加物について。
最近よく見かける「保存料・合成着色料ゼロ」というフレーズ。
なんか安心感を与えられるようなフレーズですよね。
たしかに、ウソではありません。
それでは、なんでコンビニの食品はあんなに長持ちするのでしょうか?
家で作り置きして冷蔵庫に入れておいたおかずは腐ってしまったり、カビが生えてしまうのに、コンビニの食品は基本的に腐ったりカビが生えることはなく、賞味期限を目安に扱われます。
事実、ぼくが働いていたときのことですが、売れなかったコンビニの商品は賞味期限に基づいて売り場から撤去されます。お客さんに賞味期限切れの商品を売るなんてありえません。だけど、やはり人の手によって作業されることですから、回収漏れが売り場に残るということも発生してしまいます。
それで時々、誰にも気付かれないような棚の奥の方に埋もれていて、賞味期限から一ヶ月とか過ぎている商品が見つかることがあります。たまに数ヶ月とか。
ぼくがいた店ではサンドイッチなんかですね。
普通、家で作ったサンドイッチであれば作って一ヶ月も放っておいたら腐ってグシャグシャになり、異臭騒ぎになりそうなもんです。
ところが、そのコンビニで見つけられた商品は、腐ってない。
パンがカチカチになっている程度でした。
おかしいですよね?
そう、「保存料・合成着色料ゼロ」には、カラクリがあるのです。
今度、コンビニへ行ったら見てみてください。
具がない「塩むすび」ってありますよね。塩むすびの原材料って米と塩じゃないの?って思いますが、違います。それに加えてpH調整剤や植物油などが加えられているはずです。
保存料という肩書きにはならないけど、それと同等の効果が得られる添加物が必ず使われています。着色料についても同様です。合成してない天然由来の着色料が使われています。
それって安全なんじゃないの?って思うかもしれませんが、そこはグレー。
動物実験や計算に基づいて単体で「大丈夫だろう」という判断でOKサインは出ていますが、複数の添加物を摂取したときの危険性については言及されていないのです。そりゃそうです。星の数ほどある組み合わせを調べることは不可能ですから。
食品添加物の認可数についての記事があったので抜粋します。
日本では、食品衛生法により食品添加物のルールが定められており、
① 指定添加物
② 既存添加物
③ 天然香料
④ 一般食品添加物の4種類に分類され、日本の食品添加物の合計は約1,500種類以上あるといわれています。
また、国ごとに認可されている「化学合成添加物」を比較したデータによると、日本は351品目、アメリカが133品目、ドイツが64品目、フランスが32品目、イギリスが21品目と日本の数字が飛び抜けて大きいことがわかります。
もちろん食品添加物の定義や規制は、国によって異なるものなので、単純に比較することはできません。いずれにしても日本は添加物の消費が多いということは確かなようです。
日本の添加物認可数は世界トップクラス!~食品添加物の危険性~ | e食べネット
平和な国、日本の現状です。
さらにこんな記事もありました。
では、なぜ添加物は増える一方なのか? それはズバリ、海外からの要請のためだ。特にここ数年で増えている添加物は、そのほとんどが米国、ヨーロッパからの要請によるものである。米国やヨーロッパの食品には日本では許可されていない添加物が数多くある。そこで、日本に食品を輸出するために、食品添加物の規制を緩めてほしい、ということになる。
ー中略ー
現在、日本では国際汎用添加物として45品目がリストアップされており、これまでに34品目が認可、残り11品目も近く指定の見込みである。ほかにも現在、審議中のものがたくさんあることを考えると、化学的合成添加物はまだまだ増え、現在の445品目を上回り、500品目をすぐに上回るのではないかと考えられる。
ましてや、いま話題になっているTPPに日本が参加したら今後どうなるのか……。TPPの目的の一つは貿易をスムーズにすることなのだから、参加国で認められている添加物を日本でも認めざる得なくなる可能性がある。食品添加物についての日本の将来を考えると悩ましいところだ。
増え続ける日本の食品添加物、その理由は国際社会からの圧力だった!|健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS
これは「食品添加物の神様」と呼ばれた安倍司さんが2年前に書いた記事です。
そしてつい先日、日本のTPP参加が政府により決定されたところです。
その種類は右肩上がりに増えることでしょう。
食品添加物の何が悪いのか
食品添加物とは、昔から100年単位で長いあいだ使われているものもありますが、基本的にこの数十年で化学的に合成されたものがほとんどです。人類が数百年、数千年と摂取してきたものではありません。現段階で理論的には大丈夫と言われても、そういったものを摂取して本当に大丈夫なのか、本当に分かるのは数十年、数百年かかるのではないでしょうか。
このあとに載せる動画でも語られていますが、昨日まで大丈夫と言われていた添加物が、今日になってやっぱりダメでしたということもあるようです。
発ガン性が認められたり、アレルギーなどの原因になるようなものもあるのです。
もしあなたが何か体調不良に見舞われていたら、食べ物が原因ということも十分にありえるでしょう。
現に食事や普段の生活を見直して、医者にかからずに末期ガンを治したという方のブログなんかもかなり見つかります。「ガン 克服」とかで検索すればたくさん出てきます。
言いたいこと
前述した安倍司さんの面白い動画があるので、ぜひご覧ください。
ぼくが言いたいことは、安倍さんの受け売りになりますが、毎日食べる食品でも少し気をつけるだけで「危険かもしれない」物質を摂取することが大幅に減らすことができるということ。それと、弊害的な部分も分かった上でそれらを利用すること。
これが重要であると思います。
もちろん男性も同じレベルで気をつけるべきですが、特に女性は食べるものに注意したほうがいいと思います。
赤ちゃんができたらお母さんのお腹の中で育って、生まれてからはお母さんのお乳を飲んで育つわけですから、お母さんが食べたもので良い物も、そうでないものもダイレクトに赤ちゃんが吸収します。子供には選ぶ権利はありません。そして誰しも自分の子供には健康に育ってもらいたいと願うはずです。それを守るのは親の責任なのです。
こんなことを知ったら、やはり考えずにはいられませんでした。
ぼくはもういい歳だし、結婚できるかわかりませんけど、諦めてはいません。(苦笑)
いつか自分にも子供ができる日がくるかもしれない。
そんなことを思うと、自分の不摂生で自分自身だけが苦労をするのは別にいいのですが、子供に迷惑をかけるようなことはしたくないと考えるわけです。
人間はものを食べて生きます。
ぼくたちは食べ物で作られているのです。
毎日食べるものを少し考えてみませんか?という記事でした。
これでも一応初級編です。
中級編、上級編もありますが、そこまで行くとかなりの覚悟が必要なので、まぁ、気が向いたら書くことにします。
もっと知りたいという方がいればご連絡ください。
ぼくも超詳しいというわけではないのですが、知っている範囲で情報提供します。
ありがとうございました。
▼安倍司さんの著書。おすすめです。
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